私の好きなことシリーズ④食べることとフランスの研修ランチ事情
美味しいものを食べることが大好きです。
まだ2歳くらいだったと思いますが
家族が録画したビデオに
お正月のお節の蓋をあけて「わぁぁぁぁ!」って言っていた自分と
喉が詰まるほど食べ物を詰め込もうとしていた自分の姿が映っています。
この頃から、美味しいものには目がなかったんだなと思いました。笑
そして、それは今でも変わらず、美味しいものは大好きです。
昔と比べて変わってきたことは
日本からフランスに移ったので
和食が減り
すごく甘いデザートを食べる機会が増えたことです。
また、周りに大病になった人が増えたので
食について考えることが増えました。
フランス人にとっても、食は非常に大切で
週末になると自宅で前菜、主菜、チーズ、デザートという
コース料理を食べるのは当たり前で
ご飯を家族や友達で美味しく食べながら、会話を楽しみます。
上記のことは理解できるのですが
少し驚いたことは
フランスで人事として働いていたときに
研修の評価表の項目に
「ランチの満足度」
という項目があったのです!
「新しい知識を得た」
の次にランチの評価、休憩時のお菓子の満足度評価もありました。
ここを、研修内容と同じくらい大切に評価をするのは
いくらアメリカ企業であっても
ヨーロッパ、中東、アフリカ地域の本社がフランスだったので
そのような項目があったのだと思います。
更に、初めてグローバル研修をパリで開催したときに
デザートを頼まなかったら、ランチの時間に、フランス人の研修参加者の人達が
「YUKIYO !!!デザートはどこ⁈デザートがないなんて
フランスで研修をするのにあり得ないことだよ‼
デザートなしだったら、午後はもう集中できないよ‼」
とまで15分程、デザートが如何に大切かを熱く、熱く、語られたことがあります。
そして、その後、フランス人をなだめるために
近くで、デザートを急遽買ってきた記憶があります。
おかげで、デザートがないという失態?をしたにもかかわらず
ランチとブレイクの満足度は高かったという思い出があります。
もちろん、研修の評価も良かったです!
むしろ、デザートがないせいで
研修全体評価が下がるなんてありえないと思いますが・・。
少しビックリする経験でしたが
1日研修で集中しているので
「ランチとブレイクは美味しいものを食べたい!」
という気持ちが食いしん坊な私は分かってしまうのでした。
更に、欧州では、主張するということが、如何に効果があるか
主張をすることの当り前さなどを実感したエピソードでした。
因みに、写真のマカロンはフランス人にも大人気♪
王道であっても、喜ばれます。