私の好きなことシリーズ①テニス（とコーチングの関係）

テニスが大好きです。

 

といっても、上手なわけではなくて
ただ単に、プレイをすることが好きで好きで仕方ない！

 

純粋に楽しいと思えるのがテニスです。

 

けど、テニスって、楽しいだけじゃなくて
私がコーチングをする上での
精神鍛錬にもすごく役に立っていると
コーチングを始めてからは思うようになってきました。

 

というのも、テニスは
極限の集中力と一瞬で適切な判断を必要とするので
脳が研ぎ澄まされるのです。

 

そのため
心と体が完全に調和して一体化する感覚が味わえます。

 

真のメンタルスポーツです。

 

パリには、いくつか日本人のためのテニスサークルがあり
私もその一つに所属させて頂いているのですが
その皆さんとダブルスで練習試合するときは、無になる勢いで
完全に集中します。（足手まといにならないためにも　笑）

 

コーチングでは、傾聴が非常に大切です。

 

傾聴とは
話し手の話に100％集中して
心から聴くことです。

 

まるで
この世にはこの人しか存在しないという勢いで
話し手の話を聴きます。

 

聴き入ります。

 

コーチは、クライアントとセッションをしている間
クライアントのことだけに集中します。

 

そのため
コーチの集中を邪魔する
コーチの思考、思い込み、判断基準、信念などの
フィルターがない状態の真っ新な状態で
クライアントの話を心を込めて聴きます。

 

コーチングにおいて、その状態になるのと
テニスのサーブを受ける瞬間の集中度の感覚が似ているのです。

 

そのボールに賭ける。

 

じゃないですが

 

そのセッションに賭ける。

 

サーブを受け取る瞬間は
その瞬間にしか生まれません。

 

それと同じで
その人とのセッションは
もう二度と同じ内容では繰り広げられません。

 

コーチである私にとっても

クライアントにとっても人生の中で

たった一度きりです。

 

 

だからこそ

もう二度と現れない

その一瞬

その一回を大切にして

ボールを受け取る

コーチングをすることを大切にしています。

 

茶道の「一期一会」に通じますね。

 

「あなたとこうして過ごしているこの時間は
二度と巡ってこないたった一度きりのもの。
だから、この一瞬を大切に思い
今出来る最高のおもてなしをしましょう」

 

 

私が好きな四文字熟語です。